院長あいさつ

氏 名 後藤 忠雄
診療科 内科全般


 県北西部地域医療センター国保白鳥病院の院長を務めさせていただいています後藤忠雄です。
  私どもの国保白鳥病院は平成27年4月より郡上市国保白鳥病院から県北西部地域医療センター国保白鳥病院と名称を変更いたしました。この県北西部地域医療センターは、郡上市、白川村、高山市荘川町からなる県北西部地域の地域医療を支えるために、基礎自治体の枠組みを超えて各医療機関が広域的に緩やかなネットワークを構築して取り組んでいく仕組みです。

 郡上市内では平成27年3月議会で条例が議決され、国保白鳥病院、国保和良診療所、国保高鷲診療所、国保小那比診療所、国保石徹白診療所、国保和良歯科診療所、和良介護老人保健施設を構成機関とする県北西部地域医療センターが立ち上がりました。これに伴いこのセンターの基幹病院として国保白鳥病院が位置付けられ、センター長兼国保白鳥病院長として不肖私が赴任いたしました。  

 私は平成元年に自治医科大学を卒業し岐阜県立下呂温泉病院での初期研修の後、当時の国保和良病院に赴任しました。その後、途中2年間の自治医大地域医療学教室の教員を除いて22年間和良でお世話になりました。この間、和良介護老人保健施設の竣工、和良保健福祉歯科総合施設の竣工、町村合併、国保和良病院の診療所化と介護老人保健施設の増床、これに伴う郡上市地域医療センターの設置などを経験してきました。この度縁あって、県北西部地域医療センターの立ち上げに伴い、同センターのセンター長と兼ねて同センター国保白鳥病院の病院長を拝命した次第です。  

 国保白鳥病院は白鳥町時代から「町病院」の名称で白鳥町を中心に地域の住民の皆様に愛されてきました。平成16年の合併により、郡上市北部の地域医療を支える医療機関の一つとしてその役割を拡大し、国保医療機関の理念である「地域包括医療・ケア」の展開を行うべく、保健医療福祉さまざまな領域の活動に取り組んできました。しかし時代は少子高齢化、人口減少の進展という今まで我々が経験したことのない状況に突入し、郡上市は国内でもその最先端にあるといっても過言ではない地域です。こうした社会的背景のもと医療機関そのものも病院機能分化、小病院の在り方の検討、在宅医療へのシフト、地域包括ケアの確立と次々の課題が沸き上がってきています。こうした課題に対応すべく今まで白鳥病院が積み重ねてきた役割、文化、文脈、歴史の重みを大切にしながら、広域的なへき地医療支援という役割を付加し、さらに在宅医療への取り組みをより一層進め、我々が責任を持つべき地域の保健福祉も支えるといった、より地域医療に価値ある存在へ発展すべく県北西部地域医療センターの基幹病院となりました。

 今まで誰もが経験していないような刻々と変化する社会情勢の中で、白鳥病院の進むべき方向を見誤ることなく舵を取っていくことは決して容易なことではないと思いますが、信頼するスタッフたち、私共を支えてくださる住民の皆様のお力をいただいて頑張らせていただこうと思っております。地域医療を守り育てるのは住民、行政、専門職がタッグを組んでこそです。より質の高い地域医療をめざし皆さんで英知を結集し行動していきましょう。重ね重ねよろしくお願いいたします。